ＣＲ ＤＥＮＤＥＮＤＥＮ

２０００年に豊丸産業から発売された確立変動デジパチです。
業界初の６４ビットＣＰＵと３Ｄポリゴンを搭載。
液晶画質を大幅に良くした先駆けの機種になります。

スペックは第１章Ｓと第３章Ｆの２種類があります。

型番	大当たり確率	確変突入率	時短	ラウンド数
第１章Ｓ	1/317.6	50％	なし	全ての図柄が１５Ｒ
第３章Ｆ	1/317	50％	なし	確変図柄が１５Ｒ・通常図柄が１２Ｒ

上の写真を見て
「なんじゃこのコって。。？」
と思った方は観察力の鋭い人ですねｗ

実はこの台の大当たり図柄は数字ではありません。
カタカナのア～コとキャラ図柄２種類で構成されています。

ゲーム内容としては
予告を少なくリーチの種類を多く
と言う形になっています。


予告

図柄変動時に小ダチョウが駆け抜けて行きます。
このダチョウの数によって信頼度が上がっていきます。


ダチョウ１匹
リーチになるかも？と言う予告。
出現場所が違う場合があり、その場合はリーチのかかる確率が上がる。


ダチョウ２匹
スーパーリーチ確定
この予告が出た後にノーマルリーチが外れて
リベンジリーチに行けば大当たり確定です。


ダチョウ４匹
文句ナシの激アツ予告です。
カブキリーチかスポットライトリーチに行く可能性が高くなります。



リーチ

スーパーリーチはノーマルリーチの途中に
図柄が画面の奥に移行すると発展します。
行き着く先のステージによってリーチの種類が変わります。


ノーマルリーチ
普通にリーチがかかった状態です。
ノーマルビタでの当りは目撃例がありません。

リベンジリーチ
ノーマルリーチが外れた後に再始動するリーチです。
ノーマルロングに相当するリーチでまず当たりませんｗ

ダンダンリーチ
ノーマルリーチが外れた後に、
左右の図柄を中図柄が追いかけるリーチです。
一見熱そうに見えるのですがまず当たりませんｗ

ＤＡＮリーチ
ステージが草原に移行した時に発展するリーチです。
ダチョウが図柄に体当たりをかまして当りを狙います。
そんなに熱くない。。ｗ

ＤＯＮリーチ
ステージが空に移行した時に発展するリーチです。
ライオンが走っている所に図柄が空から降ってきます。
ライオンがうまく図柄を避けきれば大当たりとなります。
ＤＡＮリーチ同様そんなに熱くない。。ｗ

ＤＥＮリーチ
ステージが山に移行した時に発展するリーチです。
図柄が大きな円形を描き、
大当たり図柄が大当たり有効ラインに止まれば当りとなります。
ＤＥＮ・ＤＯＮに比べると若干熱め。若干。。ねｗ

カブキリーチ
ステージが山に移行した時に発展するリーチです。
一見ＤＥＮリーチに見えるのですが、主人公のＤＥＮが歌舞伎姿になり
外れ図柄を大当たり図柄に変えて
大当たり図柄を増やしていきます。
その為、ＤＥＮリーチより当たりやすくなると言う激アツのリーチです。

スポットライトリーチ
ステージが街に移行した時に発展するリーチです。
スポットライトが図柄を１つずつ照らしていき、
大当たり図柄を照らし出せば大当たりとなります。
カブキリーチ同様激アツになります。

バトルリーチ
スポットライトリーチで図柄が残り２個になった時に発展する事があります。
通常時にこのリーチに発展したら大当たり確定となります。
確変中は激アツリーチで外れる事もあります。




とにかくこの台がホールに導入された時は画面を見て驚きました。
パチンコでここまで細かい色を出す事ができるんだ。。
って思いましたね。

液晶だけが売りのヘボ台かとも思ったんですが
打ってみると強弱のメリハリが効いていて非常におもしろい台でした。

しかも、なんでかは解らないのですが

非常に当たり易い台

でして、この台を打っていて嵌った記憶がありません。
その代わり確変で連チャンと言う記憶もないんだが。。ｗ


当時導入率が非常に高く、続編の発売を期待していたのですが
全く出ずに終わってしまいました。

しかし、永い間音沙汰が無かったのですが、少し前に

ＣＲドンガガに眠る秘宝

と言う後継機が発売されました。
ゲームシステムは変わってしまいましたが、
リーチ演出にも予告演出にも
ＤＥＮＤＥＮＤＥＮを彷彿させる物が取り込まれています。

豊丸にしてはうまく作ったと思える台になっています。
しかし残念な事にゲームにはなっていない。。