ムーンクレスタ

１９８０年に日本物産よりアーケード用に発売された
シューティングゲームになります。

個性豊かな敵キャラと自機が合体してパワーアップすると言う
他のメーカーにない特徴を持っていた為に人気となった作品になります。



操作方法

プレイヤーは２方向レバーとショットボタン１つを使用し自機を操作します。

各ステージに登場する敵を全滅すればステージクリアとなり、
敵と自機が接触するとミスとなり、使っている機体を消失します。

敵は全部で５種類存在し、
各キャラが２色いますので全部で１０種類存在します。

敵は弾を撃ってくる事がなく、体当たりのみで攻撃してきます。
連携プレイで体当たりをしてきますので、
これを避けながら倒していくスタイルが基本となります。

敵は１ステージ１種類で登場するので
全部で１０ステージが１セットとなっており、
この１セットが１周となります。



スタート直後に画面下から自機が登場します。

が、これが分離し、最初は１号機のみで戦闘をする事になります。


１号機

一番小さな機体で敵に当たり難い。
しかし、玉は中央から１発しか発射できず連射も出来ない。
と言う特徴があります。


２号機

大きさは丁度中間になります。
攻撃は左右の翼から玉が発射される為２発出る事になります。
連射機能は持ちませんが
大きさ・攻撃力共に一番使いやすい機体となります。


３号機

一番大きな機体であり、敵に当たり易い。
攻撃は左右の翼から玉が発射される為２発出る事になります。
攻撃力は高いのだが、機体が大きい為に玉の出る幅が広くなってしまい、
敵に当てるのが難しい為、一番扱い難い機体になります。


４ステージクリアする毎に自機が合体する事を挑戦できる
エクストラステージが存在します。

４面・８面の最後の敵を倒した直後に自機がその場で画面上部に移動し、
自分が操作していた機体の番号の次の数字の機体が
画面中央部に下から登場してきます。
（例として、１号機で４ステージをクリアすると下から２号機が出てくる）


画面上部に移動した自機が自然落下で画面下の方に落下してきます。
この合体ステージのみレバーの反応が鈍くなり、
レバーを片方に入れると自機がその方向にずっと移動し続けます。
また、ショットボタンを押すことにより逆噴射が可能であり、
自機の落下スピードを落とす事ができます。

うまくレバーで自機を誘導し、
ショットボタンを押して逆噴射を使って距離を保ちつつ
３０秒以内にうまく合体する事ができれば
それ以降のステージは合体した状態でプレイする事が可能となります。

合体すると自機の弾の出るタイミングがずれます。
これにより連射と同じ効果が得られますので
合体した方が攻撃力が上がる事になります。
しかし、自機が大きくなってしまう為に
敵と接触する可能性が高くなるリスクもあります。


時間切れで合体が出来なかった場合はペナルティとして
次ステージから敵の動きが速くなります。

また、合体しようとしたがうまく位置が合わず、
自機同士がぶつかってしまうと
上から落下してきた自機を消失する事となります。



このゲームは３万点獲得すると自機が１機増えるのですが
このゲームの自機は３機で１機となりますので
一気に３機増える事になります。
よって、３万点到達で１クレジット増える事と同じ効果が得られます。



このゲームは非常にシンプルであり、
敵の攻撃パターンもほぼ一定の為に
攻略パターンが存在しそうなのですが、
ステージが進むにつれて敵の動きも速くなり
こちらの攻撃パターンの対応が遅れるので
うまい事難易度のバランスが取れていたゲームであります。

敵自体の点数も低い為、３万点まで行くのはﾎﾝﾄに稀であり、
１ＵＰしただけでヒーローになれたゲームでもあります。

合体も意外と難しく何度突っ込んで死んだ事か。。