ゲームセンターあらし

原作はすがやみつる。
１９７８年から月刊コロコロコミックに連載された
アーケードゲームを題材とした漫画でコミックスは全１７巻。

スペースインベーダーの流行に便乗した形で登場した作品で
ゲームのワンポイント攻略のコーナーなどがあり人気に。

その後アニメ化されるが
こちらは視聴率が悪く４クール予定が２クールで終了してしまった。



ストーリー

ゲームが大好きな小学生石野あらし。
出っ歯とインベーダーキャップがトレードマークの彼は
勉強や運動はからっきしﾀﾞﾒだがゲームへの情熱は人一倍持っている。

数多くの大会で多くのライバルと戦い、数多くの必殺技を身につけ
倒したライバルと友情を深めていく。

そして彼はその後地球の危機を救う存在となっていく。。






作品開始当初はゲームセンターでライバルと出会い、
勝つ為に必殺技を完成させて倒し、
倒したライバルと仲良くなっていく。と言う感じだったのだが
現実世界で子供がゲームセンターに行き
かつあげなどが頻発し社会問題になった為に
作品中でもゲームセンターでのプレイは無くなり、
大会や友人の家。もしくはイベントなどでのバトルとなり、
更に作品が進むに連れゲーム自体もオリジナルの物が増え
更にゲーム攻略のワンポイント講座も無くなるなどしていきました。


設定がとにかく無茶苦茶で
手を高速で動かしてレバー操作して自機を分身させる炎のコマ、
腕を擦り合わせて静電気を起しコンピューターを狂わせる
エレクトリックサンダーなど実際には出来ない業を繰り出し
短い制限時間内に獲得点数の少ないゲームで１０万点出すなど
物理的に不可能な事を達成してしまう。

更には出っ歯を使ってボタン操作すると言う描写が見られ、
それによって前歯が折れたにも関わらず乳歯だった。と言うｵﾁ。
更に永久歯になった出っ歯が折れてしまい
前に取れた乳歯を歯茎に付けたら再生した。など
現実世界ではありえない事もやってのけてしまう。

最後は過去にタイムスリップして恐竜とゲームバトルや
誤って発射されたミサイルをゲームを使って打ち落とすなど
ゲーム攻略と関係ないじゃん！みたないストーリーに発展。

今読み返してみると
ﾎﾝﾄ｡｡くだらねぇなぁ。。
と言う内容なのですが
読んでた頃はこれが憧れだったのよね。。ｗ

いつか炎のコマが出来るんじゃないか。。
と思ってマネをしていたような気が。。

でもこの漫画で知った攻略要素やｳﾝﾁｸも結構あったのを覚えてます。