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生産

原口 圭二

誕生日

1989年4月25日

馬主

ミホノインターナショナル

調教師

戸山 為夫(栗東)

マグニテュード

カツミエコー

性別

牡馬

毛色

栗毛

通算成績

8戦7勝(内重賞5勝)2着1回


ブルボンの母は元地方在籍馬で現役時1勝しかしていない。
父はミルジョージの代替馬として繁用されており、
それほど期待されていた種牡馬ではない。

そんな子供のブルボンは格安の700万円で取引をされた馬である。


デビュー戦は3歳9月に行われた新馬戦(芝1000m)
調教で古馬以上のタイムを叩き出していた為に1番人気に。

レースはいきなりの出遅れ。
小回りコース・短距離と言う事もあり惨敗に終わるかと思いきや
直線もの凄い脚で追い込み勝利する。

続く2戦目に東京で行われた
3歳500万下(芝1600m)に出走。

今回はスタート良く出たブルボンは2番手を追走。
直線で先頭に立つと2着のクリトライに6馬身差をつけて快勝する。


そして12月に中山で行われた3歳最強馬決定戦。
GⅠ朝日杯3歳ステークス(芝1600m)に出走する。

1番人気は圧倒的な強さを見せ付けているブルボン。
2番人気は京成杯3歳ステークス勝ちのヤマニンミラクル
3番人気は府中3歳ステークス勝ちのマチカネタンホイザであった。

レースはブルボンが2番手。
それを見る形でミラクルとタンホイザが4・5番手を追走。

直線に入りブルボンが早々と先頭に立つとタンホイザは後退。
坂上でミラクルが猛追してきてブルボンに並ぶ。
ゴール板まで叩き合いが続くも
ブルボンが鼻差かわして勝利する。


年が明けて4歳になったブルボンに距離不安説が出る。
血統的に短距離馬だった為で、それに対して調教師の戸山は
「スタミナは調教によって補える。」
と言う信念を元にブルボンを坂路で鍛え上げる。

それと同時にレース中の騎乗方法について
「前に馬がいると気張ってしまうので逃げなさい。」
と鞍上の小島貞に指示を出す。

スタミナが足りないと言われている馬を逃げさせる。。
若干の疑問を抱きながらブルボンは皐月賞トライアル
中山で行われたGⅡスプリングステークス(芝1800m)に出走。

このレース前に距離不安説が出た為に、
ブルボンは生涯でたった1度の2番人気になってしまう。

しかしレースは、戸山の指示を守り、逃げに出たブルボンが
2着のマーメイドタバンに7馬身差をつける逃げきり勝ち。
距離不安説を否定する結果となった。


そして本番。
中山で行われたGⅠ皐月賞(芝2000m)
1番人気は当然ブルボン。
2番人気はヒヤシンスステークスを快勝したアサカリジェント
3番人気は若葉ステークス勝ちのセキテイリューオーであった。

レースはブルボンが楽に逃げる展開。
結局誰にもかわされる事無く、
2着のナリタタイセイに2馬身半の差を付けて勝利する。


そして2冠目の東京で行われたGⅠ日本ダービー(芝2400m)
ブルボンは1番人気になるも、
「流石に2400mはもたないかも。。」
と言う不安があり、スプリングステークス以来の単勝2倍以上になる。
(ブルボンは生涯2回だけ単勝2倍以上で
残りのレースは全て単勝2倍をきっている)


しかし、終わってみれば大楽勝であり、
2着のライスシャワーに4馬身差を付けて快勝する。
これによりブルボンは無敗で2冠馬となり、
それと同時に調教師戸山の
「スタミナは調教で補える」
と言う説を証明する事になった。


夏場を休養に充てたブルボンは秋の京都で行われた
GⅡ京都新聞杯(芝2200m)で復帰する。

ここでダービー2着のライス
皐月2着のタイセイ
朝日杯2着のミラクルと再戦になるも、
楽勝の逃げきり勝ち。

当時テレビで実況していた杉本さんが予め用意していた
『淀の坂 ミホノブルボン 独り旅』と言った所でしょうか」
と言う句を読む余裕さえある安心して観ていられるレースであった。



そしてシンボリルドルフ以来の無敗での三冠馬になれるかが懸かった
京都のGⅠ菊花賞(芝3000m)に出走する。

1番人気は圧倒的な人気でブルボン。
2番人気はライスシャワー。
3番人気はマチカネタンホイザであった。

レースはキョウエイボーガンがもの凄いペースで逃げる展開。
流石のブルボンもここは控えて2番手追走。

杉本さんの実況
「今日は独り旅にならない!」
と言う実況が妙に頭に残る。

4コーナーで早々と先頭に立つブルボン。
しかし、前に馬を置いて走ってしまった為に
やはり道中気負い気味だったのかいつもの粘りがない。
残り200mであっさりライスシャワーに交わされて2着に終わり、
無敗での三冠は夢に終わってしまう。




レース後、ブルボンは脚部不安を発症し休養に入る。
更に追い討ちをかけるかの如く、休養中に骨折もしてしまい
そのまま引退する事となった。



引退したブルボンは種牡馬になるも、
血統的にそんなに良くない為、これと言った産駒は誕生していません。




この馬はとにかく筋肉の塊のような馬で
サイボーグと呼ばれていたのも納得できる馬体でした。

ブルボン自身は人気になるものの、
2着に人気薄の馬を連れてくる事が多く、
馬連で5万馬券・2万馬券など高配当の付くレースもありました。

ただ。。
余りにも2着が人気なさ過ぎて買えないんですけどね。。w


レガシーワールドと同級生であり同厩生。
この時代は戸山厩舎に注目しっぱなしでしたw

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無題
いやー。。ブルボンはいいんだけどさぁ
質問に対しての回答メールの受信が遅すぎて
ヤケドしそうだったじゃねーか!!
って、こちらの不具合だけど。。(≧∇≦)
圏外は調教じゃ補えねーか。。ギャハハ!!

んで・・・
戦犯はキョウエイボーガンでつ。。(笑)
ホセ・マゲンタ 2008/02/06(Wed)17:29:56 編集
ホセ・マゲンタさん こんにちゎ♪
携帯古いの使ってるからねぇ。。
そろそろサービス終了すんでね?(;'з')プププ

やぱし戦犯はライスじゃなくてボーガンだよなぁ。。
余計な事しおってからに。。w
【2008/02/07 08:51】
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