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原作 福本伸行
1989年から月刊近代麻雀に連載されていた麻雀漫画です。
単行本は全18巻。
ストーリー
そこそこの麻雀の実力を持つ井川ひろゆき(ヒロ)は
雀荘で生計を立てている学生である。
ある日、
「雀荘で巻き上げた金をかけて勝負をしてくれ。」
と言ってくる一人の代打ちがいた。
その男の名は天貴史(天)。
ヒロは天との出会いで人生が大きく変わっていく。
この作品は主人公は天であるのだが、
話の進行はヒロからの視点でできており、
大きく分けて3つの話で区切られています。
1・代打ち編
ヒロは雀荘の客に頼まれて代打ちを依頼された天と勝負をする事になる。
天をどんな打ち手かと警戒しながら打つが、
これがとんでもないヘボ打ち。
余裕で勝てる。と確信したヒロであるが、
オーラスの天の親の時に突然部屋の明かりが消える。
暫くして部屋の明かりが点くがその時天は
天和・九連宝燈
のダブル役満を上がりヒロは逆転負けを喰らう。
明らかなイカサマをしてまで勝つ天の精神がどうなっているのか観察する為
ヒロは天と同じアパートに引越しをする。
そんな時、ヒロは沢田と言うヤクザに出会い、
沢田の所属する組の代打ちになる。
代打ちとなったヒロは土地の権利書を賭けて天と対戦する。
途中まで勝っていたが、やはり最後に天和・九連宝燈で負けてしまう。
その後ヒロは他の組の代打ちと戦うのだが苦戦。
そこに助っ人として登場したのが天である。
戦況をひっくり返した天であるが、
敵の組は伝説の雀鬼赤木しげるを連れて来る。
2・東西戦編
代打ちをクビになったヒロはその数年後大阪に来ていた。
フラッと立ち寄った雀荘で健と言う打ち手と出会う。
ヒロの打ち筋に魅力を感じた健は
「東西戦の東のチームで一緒に戦わないか?」
と誘う。
東西戦とは代打ちの世界の麻雀ルールを決める物で、
現在の東のルールで統一されている事に不満を持つ
西のヤクザ原田克美が
「勝った方の地方ルールを全国統一の物にする。」
と東の代表に持ちかけた話であった。
ヒロはとりあえず東の代表に会う事にしたが、
そこに現れた東の代表は天であった。
一旦は断られたヒロであったが、あの手この手で東のチームに入り、
天・赤木などと共に西のチームと戦う事となる。
3・☆ΨΦξΩÅ編
東西戦から9年後。
ヒロは裏の世界から足を洗いサラリーマンとなっていた。
ある日ヒロは自分の家でうっかりペットボトルを倒してしまい
床を水びたしにしてしまう。
慌ててそばにあった新聞で拭くのだが、
そこで目に入ったのは☆ΨΦξΩÅを告げる
新聞の伝言コーナーであった。。
主な登場人物
天 貴史
奔放的な生活をしており、近所の人に頼まれた際に代打ちを行っている。
最終巻で嫁が二人いる事が判明。
ガンパイや積み込みなどイカサマを多用するが、
それは自分の強運・勝負強さを隠す物であり、
実際の実力は底知れぬ程のものである。
顔に付いている傷は実は顔だけでなく体中に付いている。
これは、代打ちを依頼した人に矛先が行かないようにする為で
最後にイカサマで勝利する事により相手を逆上させ、
その矛先を自分に持ってこさせて付いた傷である。
義理人情に厚い為、人望がある。
井川 ヒロユキ
理論派の打ち手である。
非常に頭の回転が良く洞察力もある。
しかし全て理で事を進める為、強い代打ちが出てくると敵わなくなる。
平凡な人生では飽き足らず、
それでいて麻雀の裏の世界では通用しない事に苦悩する面がある。
沢田
代打ち編のキーマン。
ヒロの打ち筋を気に入り、自分の所属する組の代打ちに適用する。
任侠を地で行く人であり、
天がイカサマで勝った後にけじめをつける意味で
天をポン刀で切りつけるのだが、
皮1枚を切るだけで致命傷を与えないなど
温情をかける面も見せる。
天曰く
「ヒロが出会ったヤクザが沢田さんで良かった」
との事。
赤木 しげる
東のチームのエースで、本作では赤木は中年になっている。
裏の世界に突如として現れた百年に一人の天才。
早い段階で代打ちを引退したのだが、
赤木が推薦した代打ちが天に負けた為に本人が出てくる事となった。
往年の勢いは陰りが見えているものの、その打ち筋・テクニックは健在。
四暗刻地獄待ちは必見。
原田 克美
原田組の組長。
西の代表であり、現役最強の代打ち。
裏技だけではなく、打ち筋も絶品である。
性格は非常に冷徹であり、勝つ為には手段を選ばない面も見える。
僧我 三威
西のチームのエース。
赤木が代打ちを始める前の最強の代打ちで、
僧我が代打ちをしていた時期と赤木が代打ちをしていた時期が違う為、
二人はこの東西戦が初顔合わせとなる。
打ち筋は裏技を駆使する事が多く、
赤木との対戦も裏技の潰し合いとなる。
赤木の打ち方が非常に派手であるのに対し、
僧我の打ち方は地味だが強いと言う印象の為、
赤木が代打ちを始めてから僧我の実績がかすれてしまい、
その事に対して赤木に異常なまでのライバル心を持っている。
この作品は最初こそギャグ系のスタートをきっているが、
本質は勝負物であります。
福本作品ならではのざわざわも健在であり、
当然打つ麻雀も普通の麻雀ではなく、
ビリ殺しやクリア麻雀。二人麻雀など
特殊な遊戯方法を採用しています。
3つある話の、最後の話はばらしてしまうとこの作品の面白さが
65%削除されてしまうので敢えてここでは取り上げません。
よって、ウィキなどでこの作品を検索してしまうと
はっきり言ってどーでも良い作品になってしまいますので
気になる方は調べるのではなく、実際にお読み頂きたいと思います。
アニメにもなったアカギはこの作品が出てから連載が始まっています。
よって、アカギはこの作品から生まれた思いもよらぬ副産物であり、
それがうまく成功した作品でもあります。
赤木自身の麻雀の基礎理論・精神論などは天の方で説明されていますので
アカギのファンである方には是非一読して頂きたい作品であります。
とりあえず、「おおふり」と「バンブレ」揃えたら買う!!
アカギって、「天」から生まれた作品だったのか。。
歳くってるから、時系列なのかと思ってた。。
アカギ派のオイラとしては、是非とも基礎理論を紐解いてみたいっす。。
ウィキはスルーして買うっす。。
今度は嘘じゃないっす(by 花道)
スーアンジゴクマチ。。
パンツ濡れてキタ。。ブハハ!!
でも持ってた方が何回も読み返せるからいいやね~♪
スーアンジゴクマチ。。
やってみてぇ(≧▽≦)
就職してからは麻雀から離れてたので、東西戦の途中までしか分かりませんけど。。
ってか、私が大学出るまでに出てた麻雀漫画はほとんど読んでますからw
先日遅まきながらネットでアニメの「アカギ」を一気観してから途中が気になって、ネットカフェで最新刊まで一気読みして来ましたw
それからどーも福本作品が気になり出しまして・・カイジも一気読みw
明日あたり「天」を一気読みして来ますかね。[壁]・m・) プププ
てか、アカギはまだ戦ってたっしょ?
(;'з')プププ
中年アカギがいるって事は勝つんだろうけど。。
あの状況からどーひっくり返すか。。見ものじゃ。。w
オイラは麻雀漫画読んだのは片山さんのがホトンドだったなぁ。。