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生産 |
社台ファーム |
誕生日 |
2004年3月5日 |
馬主 |
戸佐 眞弓 |
調教師 |
石坂 正(栗東) |
父 |
アドマイヤコジーン |
母 |
ラスリングカプス |
性別 |
牝馬 |
毛色 |
鹿毛 |
通算成績 |
11戦5勝(内重賞4勝)2着2回 |
デビュー戦は2歳の7月に小倉で行われた新馬戦(芝1200m)
2番人気に支持されたマーチャンは道中中段待機。
4コーナー手前でまくり気味に仕掛け直線に入る。
直線に入り先行していた1番人気のシャルマンレーヌと馬体があうと
後は2頭のマッチレース。
結果、マーチャンはクビ差遅れて2着に終わる。
折り返しの8月に小倉で行われた未勝利戦(芝1200m)
できっちりと勝ち上がるとその勢いで重賞に挑戦する事となる。
9月に小倉で行われたGⅢ小倉2歳ステークス(芝1200m)
3番人気に支持されたマーチャンは道中2番手を追走。
4コーナーで先頭にたつと後は楽勝。
2着のニシノマオに2馬身半の差をつけて重賞初制覇をする。
その後11月に京都で行われたGⅢファンタジーステークス(芝1400m)
を5馬身差で快勝し3連勝とする。
その後陣営は12月に阪神で行われるGⅠ
阪神ジュベナイルフィリーズ(芝1600m)に出走させる。
単勝1.6倍と言う圧倒的1番人気になったマーチャンは
道中3番手を追走。
直線に入り楽勝かと思いきや後にダービーを制覇する
ウオッカの強襲を喰らいクビ差で2着になってしまう。
その後少し休養に入り復帰戦として出走したのは
3月に阪神で行われたGⅡフィリーズレビュー(芝1400m)
単勝1.1倍と言う圧倒的一番人気に見事応え楽勝する。
そして春本番の阪神で行われたGⅠ
桜花賞(芝1600m)に出走する。
1番人気をウオッカに譲り2番人気になったマーチャンは
道中2番手を追走。
直線に入りいざこれから!と言う時に失速。
結局7着と大敗してしまう。
その後陣営は距離適正をみてクラシック路線には行かず
短距離路線を行く事を決定する。
暫しの休養の後9月に小倉で行われたGⅢ
北九州記念(芝1200m)に出走する。
単勝1.8倍の人気になるも6着と大敗。
早熟だったのか。。?と思わせるような不可解な敗戦であった。
そして秋の本番。中山で行われたGⅠ
スプリンターズステークス(芝1200m)に出走する。
3番人気で挑んだマーチャンは鞍上が中舘だった事もあり
初めて逃げに出る。
初めて走る重馬場のターフを気持ち良く逃げ、
直線に入り後続に捕まりそうで捕まらない粘りを見せる。
結果、2着のサンアディユに3/4馬身だけ先着し
GⅠ初勝利を挙げる。
その後GⅡのスワンステークス(芝1400m)
GⅢのシルクロードステークス(芝1200m)
を1番人気で出走するもどちらも二桁着順と大敗。
休養に入る事となる。
休養に入ったマーチャンは休養中に病気にかかってしまう。
そして2008年4月21日
マーチャンは急性心不全により他界してしまう。。
実はこの死は非常に不可解な点が多い。。
まず、2007年のスプリンターズステークス。
マーチャンが勝ったレースなのだが、
そのレースの2着に入ったサンアディユが
2008年の3月8日にオーシャンステークスに出走。
1番人気になるもスタートでつまずき最下位に敗れている。
そしてその翌日の3月9日にサンアディユは急性心不全で他界している。
これは
1番人気に応えられなかった事に対しての自殺?
などと言われていたが、
実はこの少し前の3月3日にマーチャンがX大腸炎にかかっている。
このX大腸炎のXとは原因不明と言う意味であるが
そんなに珍しい病気ではない。
通常では死ぬような事は少ないのだが
マーチャンはサンアディユを追う形で同じ心不全で他界している。
同一GⅠの1・2着馬が2ヶ月も経たない内に
揃って同じ病状で他界する。
と言うのは他のGⅠレースの1・2着馬でも今までに無いと思われる。
不思議な力が働いたのか。。
それとも昨年流行した馬インフルエンザが影響したのか。。
とにかくご冥福を祈る。。