エキサイト

１９９２年に藤商事より発売されたアレパチになります。


アレパチとは、メダルで遊戯するアレンジボール

をパチンコにした物になります。

普通のデジパチのように玉が連続して出る訳ではなく、
１５発１セットになっています。
１５発打ち終わると出目をクリアする為に一時発射が止まる仕様になっており、
パチンコしかしていない人には
「壊れた？」
と思うような仕組みになっています。

打ち出しできる１５発で盤面下にある１～１６の数字のポケットに玉を入れ
 

数字を４個並びで点灯させると賞球を得られる仕組みになっております。

が、あくまでこれはデジパチで言うヘソに球が入っての戻しと同じであり、
実際の大当たりと出玉には関係ありませんので気にしなくて構いません。

また、画像を見ると解るように、
４・５・８・９・１２・１３
は、釘で塞がれている為に玉が入り難くなっております。
よって、並びで４個点灯させるのはほとんど皆無となります。


遊戯方法

まずはぶっこみに玉を通します。

一発台とは違い、ゲージは辛くありませんので
ストレスなく飛び込みます。

ぶっこみに入った玉はその下にあるクルーンに行きます。

３つの穴が開いており、
一番手前に入った玉はそのまま下に落ちてハズレ玉となります。

奥にある二つの穴に玉が入ると盤面右のデジタルが回転します。

 ピュイピュイ♪と言う音と共に停止し、
この時の出目が

３３

７７

なら第一段階当たり。
それ以外ならハズレとなります。
（画像真ん中の数字はラウンド数になります。）

デジタルが３３・７７で止まると盤面下のアタッカーが開きます。

ここに玉を入れると下のポケットの４・５・８・９が有効となり、
権利が発生して完全な大当たりとなります。


大当たりしたら右打ちをします。
このままでは出玉が少ないのですが、
右打ちしているとアタッカー横のスルーに玉が入ります。

ここに玉が入ると盤面右のチューリップが開きます。

ここに玉を入れると１１・１２・１３・１４のポケットが有効となり、
賞球数が増える。と言う仕組みになっています。

１回の大当たりで１４ラウンドありますので、
全部消化するまで右打ちをします。


説明だけみると仕組みはややこしいですが、
要は、普段は普通に打っていて、
当たってアタッカーに玉が入ったら右打ちをする。
と言うだけの事です。



 この台には内部的に８つのモードが存在し、
その内の１つだけが大当たり乱数を持っていて（通称天国モード）、
それ以外の７つのモードにいる時は絶対に当たりを引く事はありません。

天国モードに入ると当たりやすくなるのは当然ですが、
デジタルが回転した時に左に３・７が出やすくなる。
と言う特徴もあります。

大当たり確率は1/144
天国モードに滞在している時のみ
大当たり確率が1/8と飛躍的にUPしています。


また、このモードは
朝一出目で１/８の確率で天国モードへの移行抽選をしており、

 開店時から大当たりが期待できるモーニング機能として使用できます。




この頃のアレパチは地域により導入される機種が非常に偏っており、
こっちではたくさんの店にあるのにあっちには１台も無い。
と言う機種が多く、
オイラの地域での導入は圧倒的にこのエキサイトが多かったです。

モーニング機能があり、朝一から大量の出玉が期待できる為、
開店と同時にダッシュ。
台の取り合いで殴り合い。
と言う光景を見る事もありました。

店によって色々なサービスをしており、
オイラの地域ではクルーンの手前の穴にセロテープを貼って
クルーンに行った玉が全部奥の穴に入るようにしている店や
夕方になると電源を切ってモーニング状態にする店もありました。

デジタルが回転し左に３や７が出ると天国行っちゃった？
みたいな妄想が広がり、大当たりしたらどんだけ出るんだろ。。
と言う脳汁垂れ流し状態になれる射幸心煽りまくりの台。

投資金額もﾊﾝﾊﾟない台でしたが出玉もﾊﾝﾊﾟない台。。
またピュイピュイ♪言わせてぇなぁ。。（≧▽≦）