ナイツ

２００１年に山佐より発売された
Ｂタイプの４号機になります。

ハイパーゾーン・ツインＢＩＧ・フラグ持ち越し機能を搭載したこの機体は
山佐オリジナルのタイプＹと言う分類で登場しました。


スペックは下記の通り

設定	ＢＩＧ確率	ＲＥＧ確率	機械割り
１	1/199.8	-	95.7％
２	1/188.3	-	99.5％
３	1/178.1	-	103.7％
４	1/165.5	-	107.5％
５	1/150.3	-	113.8％
６	1/119.6	-	119.9％

 上記のように、この台にはレギュラーボーナスが存在しません。

よって、ＢＩＧ確率が甘く設定されています。



ボーナスの種類

本機のボーナスはＢＩＧのみになりますが、
内部的な状態の違いによりＢＩＧが２種類に分かれます。


ハイパーＢＩＧ

内部的な状態がハイパーゾーンの時にボーナスを引いた時。
内部的な状態が通常時の時に引いたＢＩＧの1/3。
で成立するボーナスになります。

ボーナス消化中の小役ゲーム時に
３択である１５枚役を完全にナビしてくれるＢＩＧであり、
平均で４１０枚獲得できるＢＩＧになります。



チャレンジＢＩＧ

内部的な状態が通常時の時に引いたＢＩＧの2/3。
で成立するボーナスになります。

ボーナス消化中の小役ゲーム時に
３択である１５枚役をナビしてくれないＢＩＧであり、
平均で１８０枚獲得できるＢＩＧになります。

よって、こちらのチャレンジＢＩＧが一般的なスロットでいう
レギュラーボーナスとなるのですが、
３択１５枚役を全部当てられれば
ハイパーＢＩＧと同じ枚数を獲得できますので
普通のレギュラーボーナスより得になるボーナスになります。




ボーナス消化手順

本機はフラグ持ち越し機能が搭載されております。

フラグ持ち越し機能とはボーナス中に引いたＪＡＣ役を外した時、
外したＪＡＣ役を１個だけ内部的にストックをして
プレイヤーの好きなタイミングで放出する事ができる機能になります。

本機はＪＡＣゲーム回数が１回のみの機械で
小役ゲーム数が全部で３０ゲームあります。

よって、本機で獲得枚数を多くするには
２９ゲームＪＡＣ役を外しつつ１５枚役を獲得し、
最後の３０ゲーム目にストックしたＪＡＣ役を放出して
ＪＡＣゲームを消化するのが得策となります。


ハイパーＢＩＧ消化方法

ハイパーＢＩＧは３択の１５枚役を完全にナビしてくれる為、
ＪＡＣ役を入賞させるのを遅らせた方が得となります。

よって、小役ゲームが始まったら常に逆押しで消化します。
逆押しをする事により成立したＪＡＣ役を目押しﾅｼで勝手に外してくれて
外したＪＡＣ役をストックしてくれます。

レバーを叩くと成立している３択１５枚役の色を
リール右横のランプ・リールのバックライト
でナビしてくれます。

逆押しをして左リールだけナビに従い
光っている色のボーナス図柄をアバウトに狙うだけでＯＫです。

これを２９ゲーム繰り返します。

３０ゲーム目になると音楽が早くなり、
リール周りのランプが高速で点滅します。
リール周りのランプが高速点滅したら今度は
必ず順押しで消化します。

順押しでリールを止めるとストックしたＪＡＣ役を強制的に放出し
ＪＡＣゲームが始まりますのでＪＡＣゲームを消化して終了となります。



チャレンジＢＩＧ消化方法

ハイパーＢＩＧの消化方法と全く同じです。

しかし、３択である１５枚役をナビしてくれませんので
左リールのみ自分の勘でボーナス図柄を狙う必要があります。

正解していれば１５枚役が揃い１５枚払い出し
不正解ならチェリーが停止し２枚の払い出し

となります。



ハイパーゾーンについて

本機には内部的な状態でハイパーゾーンと呼ばれるモードがあります。

ハイパーゾーンは
スイカが成立した時
ハイパーＢＩＧを消化した後
に必ず突入するモードになり、
ハイパーゾーン中に引いたボーナスは
全てハイパーＢＩＧになる特典があります。

よってこの台は、ハイパーゾーン中にボーナスを引きまくって
ハイパーＢＩＧを連チャンさせる事が大量メダル獲得の方法となります。

ハイパーゾーンは
スイカ成立時は約４０ゲーム
ハイパーＢＩＧ消化後は約１５０ゲーム継続するモードで
状態的に
パーフェクトゾーン・セーフティーゾーン・デンジャラスゾーン
の３種類あり、それぞれ転落する危険度を示す物になっています。

この状態を知るのはリール右にある３択１５枚役ナビのランプの上にある
松明の明かりの強さと
ランプ図柄成立時にランプ図柄が何色で光るかによって判別できます。


松明の明かりが強ければパーフェクトゾーンの可能性が高く
松明の明かりが弱ければデンジャラスゾーンの可能性が高くなります。

また、ランプ役を獲得した際にランプ図柄が光ります。

赤く光ればパーフェクトゾーン
ピンクに光ればセーフティゾーン
青く光ればデンジャラスゾーン
黄色く光れば通常モード

が確定する演出になります。

ただし、ランプ小役は
ハイパーゾーンの転落抽選をしている小役である事を
覚えておく必要があります。


 
この台はＡＴ機全盛の頃にホールに導入された台でして
一見パッとしないような台だったのですが
打ってみるとリールの制御が非常におもしろい台でして
良く打っていた台であります。

ボーナス確率も甘く、ハイパーゾーンのループでの連チャンは
凄まじい瞬発力を発揮してくれる台でして
良く稼がせてもらった台でもありました。


音・光の演出に加えバウンドと呼ばれるリール停止も存在し
予告によってリールを止めるパターンを変えて出目で悶絶。。
と言う事もできる非常に楽しい台であります。

月図柄を狙うＤＤＴの制御は
今の５号機とほぼ同じ制御になっているので
昔の台を打った事がない人でも馴染み易いのではないでしょうか。。