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生産 ノーザンファーム
誕生日 1998年5月7日
馬主 齋藤 四方司→吉田 勝己
調教師 渡辺 栄(栗東)
トニービン
ダンスチャーマー
性別 牡馬
毛色 鹿毛
通算成績 13戦5勝(内重賞4勝)2着3回


デビュー戦は3歳の9月。
札幌で行われた新馬戦(芝1800m)。

8頭立ての5番人気と低評価だったジャンポケは
道中2番手につける積極策。
直線に入り先頭に立つと
1番人気のタガノテイオーが追い込んでくる。
しかしジャンポケはこれを首差凌ぎ
デビューウィンを飾る。

このレースは後に
朝日杯3歳ステークスを勝つメジロベイリー
同レース2着のタガノテイオー
が出走しており、ジャンポケ自体価値のある勝利であった。



2戦目に9月に札幌で行われたGⅢ
札幌3歳ステークス(芝1800m)に出走。

このレースでも5番人気と評価の低いジャンポケであったが
2着のタガノテイオーに1馬身1/2の差をつけて勝利。

タガノテイオーの人気も4番人気と低評価だったが、
このレースでの1・2フィニッシュにより
ジャンポケのデビュー戦のレベルが高かった事が証明された。

更に、このGⅢのレースには
後に牝馬2冠を達成するテイエムオーシャンも出走しており、
この1戦もレベルが高かった事が後に判明する。


2連勝したジャンポケはその後暫しの休養に入り、
来年のクラシックを見据え、
GⅠである朝日杯3歳ステークスではなく、
距離の長い12月に阪神で行われたGⅢ
ラジオたんぱ杯3歳ステークス(芝2000m)に出走。

1番人気は非常に強い勝ち方で2連勝中のクロフネ
2番人気は新馬戦を楽勝したアグネスタキオン
ジャンポケは3番人気であった。

レースはクロフネとジャンポケが中段待機策。
それを見る形でタキオンが追走。
3コーナーでクロフネが動いたのを機にタキオンもまくりに入る。
しかし、ジャンポケはこの動きに遅れてしまう。

直線に入りタキオンが後続を引き離す。
2番手にいたクロフネは勝ちに行った分だけ体力がもたず、
ジャンポケに差されて3着。
ジャンポケは結局タキオンを捕まえる事ができず2着に終わる。

しかしこのレースは

1着タキオン→後の皐月賞馬
3着クロフネ→後のNHKマイルカップ馬

と、全頭GⅠ勝ち馬となる強豪揃いのレースで
非常にレベルが高く、
この年のベストレースに挙げる人も少なくなかった。



年が明けて4歳。
ジャンポケは2月に東京で行われたGⅢ
共同通信杯(芝1800m)に出走する。

単勝1.4倍の圧倒的1番人気に支持され
この人気に応え2着のプレジオに2馬身の差を付けて勝利する。


その後ジャンポケはトライアルレースに出走せず、
ぶっつけで4月に中山で行われたGⅠ
皐月賞(芝2000m)に出走する。

1番人気は圧倒的な強さで無敗のアグネスタキオン。
2番人気にジャンポケが支持される。

レースはスタート直後にジャンポケがつまずき出遅れ。
いつもと違い後方待機を余儀なくされ、
3コーナーでまくりに入るも
楽に先行していたタキオンを捕まえられず、
一緒にまくりに入ったダンツフレームにさえも遅れをとり
ジャンポケは3着に終わってしまう。



皐月賞で優先出走権を得たジャンポケは
5月に東京で行われたGⅠ
日本ダービー(芝2400m)に出走する。

皐月賞を勝ったアグネスタキオンは
レース後に屈腱炎を発症し引退。

ジャンポケが1番人気に支持される。
2番人気はGⅠNHKマイルカップを勝ったクロフネだった。

レースはテイエムサウスポーが前半の1000mを
58秒台で引っ張る非常に速い展開。
ジャンポケは中段やや後方に待機。
それを見る形でクロフネが追走。

4コーナーでクロフネがまくりに入り先頭を狙うも失速。
ジャンポケは直線坂下から仕掛けだし
前を行く馬をごぼう抜き。
2着のダンツフレームに1馬身1/2の差を付けて勝利。
GⅠ初制覇を遂げる。


その後8月に札幌で行われたGⅡ
札幌記念(芝2000m)に出走。

初の古馬との対決であったが1番人気に支持される。
しかしレースではいつもの精彩さを欠き、
同じ4歳馬であるエアエミネムの3着に終わる。


トライアルレースを使用せず、
ジャンポケは10月に京都で行われたGⅠ
菊花賞(芝3000m)に出走する。

1番人気はジャンポケ。
2番人気は皐月・ダービーと2着に入ったダンツフレーム。
3番人気はジャンポケに勝ったエアエミネムだった。


レースは11番人気のマイネルデスポットが
雨で濡れている馬場を超スローペースで引っ張る展開。
エミネムが先行・ジャンポケが中段・ダンツが後方
と、それぞれ自分の得意なポジションをとる。

4コーナーに入りペースが上がると
先行していた馬の集団がゴチャつき
ジャンポケは前をカットされる不利を受ける。

楽に逃げているデスポットを捉える馬がいないように見えたが
うまく馬群をさばいたマンハッタンカフェが
これをゴール板手前で捕まえ優勝。

ジャンポケは4コーナーの不利が致命傷となり4着に敗退する。




その後ジャンポケは有馬記念ではなく、
相性の良い東京競馬場を舞台としたGⅠ
ジャパンカップ(芝2400m)に出走する。

1番人気は古馬最強のテイエムオペラオー
2番人気にジャンポケ
3番人気にオペラオーのライバルメイショウドトウであった。

レースは外国馬のティンボロアがスローで逃げる展開。
オペラオーが中段待機策をとり、
それを見る形でジャンポケとドトウが追走する。

直線に入りオペラオーの伸び足が良く先頭に。
ドトウは坂上で失速。
ジャンポケは大外を回りもの凄い末脚で追い込んでくる。

後少しでゴールと言う所でオペラオーの脚があがってしまい、
ジャンポケは見事にオペラオーを差し切り
GⅠ2勝目を挙げる。


日本ダービーの勝利。
更に4歳馬として初めてジャパンカップを勝った事が評価され
ジャンポケはこの年の年度代表馬に選ばれた。


年が明けて5歳。
休養に入っていたジャンポケは3月に阪神で行われたGⅡ
阪神大賞典(芝3000m)に出走する。

この年ジャンポケの陣営は海外遠征のプランを発表。
海外のレースに慣れている武豊を鞍上にする事を決めたが
武が落馬負傷をしてしまった為に
海外を拠点に活動しているミルコ・デムーロに鞍上を変更する。
しかし、今度はデムーロが
騎乗停止処分を受けてしまい乗ることができなくなり、
最終的に地方ジョッキーの小牧が鞍上となった。

2番人気に支持されたジャンポケは
オペラオーと共に時代を築き上げた
ナリタトップロードの2着に敗退してしまう。


4月に京都で行われたGⅠ
天皇賞・春(芝3200m)に出走したジャンポケは
怪我から復帰した武を鞍上で挑むが
またしても4コーナーで前が壁になってしまう不利を受けてしまい、
マンハッタンカフェの2着に終わる。


その後、宝塚記念から海外レースに行く予定であったが、
調教中に脚を怪我してしまい休養に入る。


秋に怪我が治り、
1回レースを使ってからジャパンカップに向かう予定であったが、
調整に手間取り、結局ぶっつけでジャパンカップに出走する事になる。

11月に中山で行われたGⅠジャパンカップ(芝2200m)

この年は東京競馬場が改装工事を行っていた理由で
開催場所が中山に変更になっていた。

1番人気は4歳馬ながら天皇賞・秋を勝ったシンボリクリスエス
2番人気はナリタトップロード
3番人気にジャンポケが支持された。

レースはマグナーテンがミドルペースで逃げる展開。
クリスエスが先行し、それを見る形でトップロードが追走。
ジャンポケは後方待機と言う形になる。

4コーナーで先行していた外国馬ファルブラヴが先頭に立つと
人気の日本馬はどれも伸び脚が良くない。
最内を追い込んできた外国馬サラファン
ファルブラヴに並びかけた所がゴール。

結果、ファルブラヴが1着。
2着にサラファンとなり、ジャンポケは5着に終わった。


その後、12月に中山で行われたGⅠ
有馬記念(芝2500m)に出走。

ジャンポケは中段待機策から3コーナーで大まくりと言う戦法をとるが
これが不発に終わり7着と敗退。
デビューして初めて掲示板に載る事が出来ずに終わった。


ジャンポケはレース後に腰筋肉痛と蹄球炎を発症している事が判明。
そのまま引退する事が決まった。



引退したジャンポケは種牡馬となる。

サンデーサイレンス全盛の時期に
サンデーの血が入っていないジャンポケは
馬産地で期待の的となる。

初年度からフサイチホウオーと言う有力馬を輩出すると
オーストラリアでの種付けもするシャトル種牡馬にもなる。

その後産駒は
オークス勝ちのトールポピー
菊花賞勝ちのオウケンブルースリ
などのGⅠ馬も登場し、
オーストラリアではオーストラリアオークスを勝った
ジャングルロケットと言う牝馬も登場。

日本・オーストラリア共に有力馬を誕生させる事ができた。




この馬はトニービン産駒と言う事もあり
東京競馬場のレースでは安心して買う事ができた馬でした。

しかし、つかみ所のない馬でもあった為に
買って良いのか悪いのか判断に悩む事も多かった馬でもあります。

フジキセキと同じ厩舎で同じ騎手だった為に
コロコロと騎手を替えずに角田で統一してもらいたかった。。
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