ラプソディ

１９９３年に西陣が発売した
２回ワンセットの権利物になります。

特殊な打ち方を必要とする台であり、
一撃２万発を叩き出す事が可能な爆裂機になります。

スペックは下記の通り

大当たり確率	77出現率	出玉数
1/6	1/16	約4000～20000発

本機は基本は２回ワンセットの権利を発生する台なのですが
大当たりの1/16で１０回ワンセットの当たりとなる
特別な当たりが存在します。
この１０回ワンセットの当たりを引けば
一撃２万発になる。と言う事です。


遊戯方法

まずは盤面上部のクルーン入り口に玉を入れます。
しかし、この入り口の形状が一発台と同じ作りになっていますので
余程調整が良くなっていないと玉が入らないようになっています。

 クルーンに入った玉はそのまま下に落ち、
盤面中央の回転体役物の中に入ります。

回転体は一定の間隔で時計回りに回っており、
回転体役物内に入った玉が
一箇所だけあるＶゾーンに入ると権利発生となります。

回転体が一定で回っているので狙い撃ちが出来そうですが
クルーンで玉の落ちるタイミングが毎回ズレますので
確実に狙い打つ事は不可能となります。

玉がＶゾーンに入ると盤面左側にある２ケタの７セグが始動します。
ここの数字が
７７なら１０回権利獲得
７７以外なら２回権利獲得
となります。

数字が確定したら右打ちをします。
ＧＯと書かれた回転体に玉を乗せ、
それが役物内に落ちると盤面下のアタッカーが開放します。

全部で１６ラウンドありますので、それを全て消化をします。

全てのラウンドを消化して１回目の権利が終了しましたら
そのまま右打ちを続けます。

盤面右側にあるＳＴＡＲＴと書かれたスルーに玉を通すと
スルー下の２ケタの７セグが始動します。

盤面右側の２ケタ７セグが７７で停止すると
盤面中央にある回転体役物の上にあるチューリップが一定時間開放します。

盤面右側にチューリップに玉が行くように道が出来ていますので
簡単に回転体役物内に玉が複数入り
容易に２回目の権利を獲得する事ができます。

Ｖゾーンに玉が入ったらそのまま右打ちをして
２回目の権利を消化してください。





この台は遊戯方法は一発台。
内部的なシステムは権利物。
と言う事でどちらの分類になるのか？
と良く言われていた台になります。

波の荒い台で出る時はもの凄い爆発力を発揮し
開店５時間後に４万発とか良く目撃しました。

しかし晩年には釘がﾒﾁｬｸﾁｬひどくなり
一発台以上に飛び込まない台がほとんどであり、
Ｖ入賞の振り分け率が一発台が1/3なのに対し
この台は1/6と非常に悪いのでほとんど客が付く事がありませんでした。

↑で使用している画像は末期の頃の物で
一番悪い時期の釘調整になります。

飛び込む事もほとんど無く、
盤面右側のスルーも潰されているので出玉も削られる。
と言うﾎﾝﾄに酷い物でした。

しかし、当たってしまえば１０連チャンが確定する当たりが
1/16の確率で得られると言う夢のある台で
当時は良く打っておりました。

Ｖ入賞して左２連７セグの左側に７が止まった時は
心臓が止まるような感覚に陥る。
それ程射幸心を煽る恐ろしき爆裂機です。