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生産 |
大北牧場 |
誕生日 |
1990年4月12日 |
馬主 |
大北牧場 |
調教師 |
加藤 敬二(栗東) |
父 |
トニービン |
母 |
シャダイフライト |
性別 |
牝馬 |
毛色 |
鹿毛 |
通算成績 |
11戦8勝 2着2回(内重賞6勝) |
トニービンの初年度産駒で
ベガ・ウィニングチケット
と並ぶ、トニービン初年度代表産駒である。
ノースフライト(以下フライト)は体質が元々弱く、
調整に手間取り初めてのレースは
4歳5月1日の新潟競馬場で行われた
芝1600mの未出走戦であった。
メンバーも小粒でじっくりと調整されたと報じられた為、抜けた1番人気に。
レースは好スタートから2番手を追走。
直線に入り伸び足が無いように思えたが、
残り200mを過ぎた所で肩ムチが一発入ると次元の違う伸び脚。
後続に9馬身差を付ける圧勝劇でした。
続く2戦目はやはり調整に手間取り間の開いた
7月25日に小倉競馬場で行われた500万下特別の
足立山特別(芝1700m)だった。
レースは好スタートから逃げをうったフライトは
直線に入っても脚色が衰えず、
後続に8馬身差を付ける圧勝で2連勝を飾る。
その後フライトは熱発をおこし短い休養に入る。
休養明けの3戦目は9月18日に阪神競馬場で行われた
牝馬限定の900万下特別
秋分特別(芝2000m)であった。
レースは熱発明けの影響かスタートから精彩を欠き、
直線に入ってもいつものキレを発揮できずに5着同着に終わる。
(これがフライトが生涯唯一着外に終わったレースである。)
陣営としてはこのレースを勝って
エリザベス女王杯(GⅠ)に行きたかったのだが
目論見が外れる。
トライアルレースにも参加できなくなってしまい、
悩んだ挙句陣営の選んだ道は出走できるかできないか解らないが
2ランク上のクラスのレースにフライトを登録する。
10月17日に東京で行われる牝馬限定のGⅢ府中牝馬ステークスである。
賞金が足りなく、除外確実であったのだが、
直前になり賞金上位馬で回避する馬が出た為出走できる事になる。
レースは道中3番手を追走し、直線坂を上った所で先頭にたつ。
後ろから追い込んできたパーシャンスポットをからくもおさえ
初重賞制覇となる。
これで賞金が足りたフライトは京都競馬場で行われる
エリザベス女王杯(GⅠ)に参戦する。
トライアルレースローズSを圧勝したスターバレリーナが1番人気。
桜花賞(GⅠ)・オークス(GⅠ)を連勝し三冠がかかるベガが2番人気。
フライトは5番人気になる。
今までに経験した事の無い多頭数でのレース。
しかも流れの速いGⅠと言う事もあり、フライトは珍しく中段を追走する。
4コーナーを回り、先行した馬がいっぱいになるのを尻目に
フライトは先頭にたつ。
しかし、後ろから
「ベガはベガでもホクトベガぁぁぁぁっ!!」
でお馴染みのホクトベガにゴール板手前で差されてしまい2着に終わる。
三冠のかかったベガは3着に終わる。
その後、年末の阪神牝馬特別(GⅢ)を勝つのだが、
陣営はこのレースを観て
フライトの能力を活かすには短距離がいいと判断し、
マイル路線に変更する。
年が明けて
京都牝馬特別(GⅢ)・マイラーズカップ(GⅡ)
を連勝したフライトは東京競馬場で行われるGⅠ
安田記念(芝1600m)に参戦する。
外国の馬で武豊が騎乗するスキーパラダイスが1番人気。
同じく外国の馬サイエダディが2番人気になり、
フライトは重賞を3連勝してるにもかかわらず5番人気に甘んじる。
レースはもの凄いハイペースになりフライトは後方3番手で脚をためる。
3・4コーナーから徐々に進出をしていき、
直線坂上で先頭に並びかけると一気に後続を突き放す。
2着に同じく後方で脚をためていたトーワダーリンが突っ込んでくるも
その差は2馬身半ある楽勝劇で初GⅠ制覇をする。
その後適正レースがないので10月まで休養に入る。
秋の大目標マイルチャンピオンシップ(GⅠ)に向け、
本番前の一叩きとしてスワンステークス(GⅡ)に参戦する。
しかし、この距離を大の得意とするサクラバクシンオーも参戦しており、
フライトは2着に終わる。
そして目標のマイルチャンピオンシップ。
陣営はこのレースでフライトを引退させると公言する。
得意の距離に戻ったフライトはGⅠで初めて1番人気になる。
2番人気はサクラバクシンオー。
レースは2番手を追走するバクシンオーを見る形で
フライトは3番手を追走。
直線に入りバクシンオーとの一騎打ちになるも
それも残り100mまで。
バクシンオーに1馬身半の差を付けレコードタイムで引退レースを飾る。
その後繁殖に入ったフライトは肌馬(繁殖牝馬の事)としても期待され、
ノーザンテースト・サンデーサイレンス・ブライアンズタイム
などの大物種牡馬と交配をするが
一番の出世頭がダービートライアルを勝った
ミスキャストしかいない。
この馬には大分稼がせて頂いたのですが、
GⅠでは1回も当てた事がない馬でもあります。。
誰かさんがデカイ顔をしそうで悔しいのだがw
エリ女では人気薄の馬が1着でフライトが2着。
安田ではフライトが1着で2着が人気薄。
フライトは買っていても相手が違う。。w
こうなると当然マイルも人気薄が来ると思うじゃないですか。。w
バクシンオーは距離が長いから来ない!
なんて勝手に決めて切ったら2着に来ちゃうし!w
マイルでは絶対的な強さが光る馬ではありますが
パドックで付けているメンコはビーズの刺繍がされており
女の子らしい子でもありました。
(ちなみにあの刺繍のメンコは厩務員の石倉幹子さんの手作りですよ♪)
ここから裏話
実はこの馬の母親シャダイフライトは社台ファームの馬であった。
しかもフライトを身籠っていた時、既に18歳の高齢でもあった。
トニービンの子供を宿しているとしても
高齢の上、まだ産駒が走るかどうか解らない新種牡馬の子供。
と言う事で、社台ファームはこの馬をセリに出す事にした。
値段は破格の400万円。
これを410万円で大北牧場が落札したのである。
安い肌馬が強い子供を産み、
高い種牡馬と配合した肌馬が強い子を産めない。
競馬とは難しい物ですね。。
デカイ顔しちゃうぞ?シャンナロウ!!(笑)
リアルコミケでも話したけど
エ女で本命買いしたオイラ、スゲくね?
ま、ド本線がフライト→ベガだけに
ホクトが来たトキは倒れたけどね。。(笑)
でもちゃんと取ったも~ん♪
で、勝ち鞍G1、ぜ~んぶヒットだも~んだ♪ブハハハ!!
その後、さぱーりだけどね。。ブハハハ!!
ゼファーかフラワーをキボンヌ。。(笑)
フーちゃんを軸に買う事はできる。
でもホクトベガやトーワダーリンは買えんて。。
特にダーリンなんて勝春だし。。w
ベガとホクトベガのベガベガ馬券は買ってましたが何か?w